禁煙外来について

禁煙外来のご案内

「タバコをやめたい!禁煙したい!」と思ったら、禁煙指導をおこなってくれる医療機関の外来(禁煙外来)を受診されることをお勧めします。

何度も禁煙を試みても断念してしまうのは、ニコチン依存症による禁断症状やタバコに対する心理的依存によるもので、なかなか個人の意思だけで克服できるものではありません。

本気で禁煙したいと思われたら、加藤内科みなとクリニックにご相談ください。一定の基準を満たす方はの場合は、健康保険をつかって禁煙治療を受けることができます。

保険適用での禁煙治療の要件

以下の4つの要件にすべて該当する方は、健康保険を使って禁煙治療を受けて頂くことができます。

  • ニコチン依存症の判定のスクリーニングテストで、ニコチン依存症と判定された
  • 1日のタバコの喫煙本数×喫煙年数が200以上になる
  • すぐに禁煙することを希望している
  • 禁煙治療についての説明を受け、治療を受けることを文書により同意している方

禁煙治療の流れ

健康保険利用の禁煙指導を希望される場合、3ヶ月間で5回の診療を受けていただくことになります。

初診時は、保健適用の基準を満たすかどうかの確認のみをさせていただき、次回の禁煙指導日(約30分)を、相談の上で予約させていただきます。

禁煙治療スケジュール

禁煙治療の方法と費用

保険適用を受けられるで禁煙治療方法としては、ニコチンパッチを使う方法と内服薬を使用する方法の2つがあります。

禁煙補助薬 チャンピックス

費用:約18,000円(3割負担の方)

禁煙補助薬

禁煙補助薬である「チャンピックス」を最初の3日間は1日1回、4日目からは1日2回で合計12週間内服していただきます。チャンピックスは、ニコチンを含まない内服薬で、少量のドーパミンを放出させることで、ニコチンのイライラなどの禁断症状を軽減する作用があり、ニコチンパッチやニコチンガムよりも高い禁煙成功率となっています。また、タバコを吸ってもおいしいと感じにくくなります。

ニコチンパッチだと肌が荒れるという方にも安心です。

●チャンピックスの副作用や注意事項

  • 吐き気や頭痛といった症状が多く、不眠、悪夢、不安などの症状が出ることがあります。
  • めまいや眠気を起こすこともあるので、自動車の運転など危険の伴う作業は注意してください。
  • 他の禁煙補助薬との併用はしないでください。

ニコチンパッチ

費用:約12,000円(3割負担の方)

禁煙補助薬

ニコチンパッチとは、皮膚に貼ったパッチから徐々にニコチンを吸収し、ニコチンの禁断症状による吸いたい気持ちを和らげる方法です。

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