サルコペニア肥満
2013年5月11日
サルコペニア肥満
最近、新聞にサルコペニア肥満の記事が載っていたり、NHKの報道で紹介されていました。
まだ、サルコペニアという言葉自体、聞きなれておられない方も多いと思います。
サルコペニアとは、日本語では加齢性筋肉減弱現象と言います。加齢による老化や、運動不足などにより筋肉量が低下して、からだの脂肪量が増えて生活習慣病を引き起こしやすい状態となってしまいます。見た目は肥満ではなくても、筋肉がなくからだの中は脂肪だらけという状態をサルコペニア肥満といいます。
問題となるのは、心疾患、糖尿病、脳卒中などを起こす危険性が増すことと、筋肉量の低下による、転倒、骨折などにより寝たきりになる危険性が増すことです。
予防方法としては、日頃から運動をして、貯筋に努めることが大事なこととなります。また、筋肉を増やすためには、タンパク質、糖質などをバランスよく摂るように心がけることが必要です。
まめにからだを動かし、バランスの良い食生活をすれば、自然と貯筋はできるはずです(笑)
余談ですが、メタボリックシンドローム、ロコモティブシンドローム、サルコペニアなど、次から次に新しい言葉がでてきますが、やはりカタカナの単語なので、すんなり覚えて、口からすらすらと出てくるまでには、多少なりとも時間がかかりそうですよね。