不眠症
夏本番になり、寝苦しい夜も増えて、不眠を感じ始めておられるかたもいらっしゃることとおもいます
今回は、特に、高齢者の方の不眠について書かせていただきます
高齢になると、不眠を訴える方が増えてきます。
眠るにも力、睡眠力が必要だと言われているように、体力と同じで、年齢とともに、睡眠力も落ちてきます。
そのために、高齢者の方は、若い頃のような熟睡感を得られずらくなり、睡眠に対して不満を持つようになります。また、夜中に御手洗いに起きる回数も増えてしまうことで、深い睡眠を得られにくくなります
その結果、翌日のスッキリ感がなく、昼間にテレビを見ながら、うつら、うつらと寝てしまう時間が増えてしまいます。そうすると、悪循環に落ち入り、夜になったら中々、寝付けないとなります
昼寝をするなら、早めの時間、1時ぐらいから3時ぐらいの間の時間帯で、30分以内にしておくということが大切なポイントのひとつです
あと、夕方に30分程度のウォーキングなど軽い運動をすることで、心地よい程度の疲れを得られ、眠りは深くなります
また、朝の3時や4時に目が覚めてしまう方には、夕方に光を浴びることで、体内時計を後ろにずらすことができます
就寝前のお風呂も、ぬるめの温度で寝る1~2時間前に入浴することで、副交感神経にスイッチが入り、からだは、寝る準備に入りやすくなります
不眠症には、日常生活のストレスや体調の悪さ、また、持病、腰痛、肩こりなどいろいろなことが関係しますが、食べることと同じく睡眠は、生きていくためには、必要不可欠なことなので、睡眠力が少しでもよくなるように、日常生活に気をつけていきたいものです