救急車を呼ぶとき
2013年8月 1日
この夏、熱中症などで体調を崩してしまわれる方が、多いとは思いますが、そういう時、応急手当てで治まる場合と、意識がはっきりせすに救急車を呼んだほうがいい場合があります。
以前、軽症でも救急車を利用なさることで、本当に重症患者様が、救急車を要請しても到着まで時間がかかったりすることで、障害が残ったりする問題がありました。
だからといって、遠慮してしまい、病院にかかることが遅れてしまって、障害の残ることのないように、どういう場合に救急車を呼んだらよいのか、消防庁の救急車利用マニュアルを簡単に載せておきます。
顔
顔半分が動きにくい、あるいは、しびれる。
ニッコリ笑うと、口、顔の片方がゆがむ。
ろれつがまわりにくい(ラリルレロ)、うまく話せない。
視野がかける。
ものが突然、二重に見える。
顔色が明らかに悪い。
頭
突然の激しい頭痛。
突然の高熱。
支えなしで立てないぐらい急にふらつく。
手足
突然のしびれ。
突然、片方の腕や足に力が入らなくなる。
腹
突然の激しい腹痛。
持続する激しい腹痛。
吐血、下血がある。
胸や背中
突然の激痛。
急な息切れ、呼吸困難。
胸の中央が締め付けられるような、または、圧迫されるような痛みが、2-3分続く。
痛む場所が移動する。
救急車を呼ぶかどうか、迷ったときは、#7119に電話をすると、適切なアドバイスをもらえるようになっていますので、#7119を目につくところにメモしておくのもよいのではないでしょうか。