子宮頚がんのワクチン

2013年10月25日

子宮頸がんワクチンの接種の積極勧奨を、厚生労働省は、今年の6月に中止しました。

ワクチン接種後の副反応として、体の痛みやしびれ、歩行困難などの訴えが出てきたためです。
どれぐらいの割合で、この副反応がおこるのか、現在調査中です。ワクチンが導入された初期には、このような副反応については、説明がありませんでした。

また、今現在も接種の途中の方もいらっしゃるとは思いますが、1回目、2回目がなにも副反応がなかったからと言っても、3回目も何もないとは、限らりません。そのため、副反応についてご心配な方は、子宮頸がんワクチンの副反応について、はっきりした調査結果が出るまで、接種を見合わせたほうがよいと考えます。

また、もう、接種を終えた方についても、1年に1回の検診はとても大切なことです。ワクチンを接種したからと検診を怠るほうが危険なことです。

子宮頸がんだけでなく、どの種類のがんにおいても定期的な検診が早期発見、早期治療につながる大事なことだと考えられます。

自分の健康は、自分で管理して楽しい日常生活を積み重ねていけることをめざしましょう!

 

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